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妊娠中期








ようやくつわりも終わり、お腹もさほど大きくない妊娠中期。
胎動を感じ始めるのもまたこの時期で、一番平和で幸せだった時期だ。
食べるもの全てが美味しくて体重増加を管理するのが大変だった。
思考は鈍くなり、毎日がのんびりと安らぎに満ちていた。





私の大好きな本に地球(ガイア)のささやきという本がある。
その本の一説に



男と女の性の営みは肉体のレベルでお互いがお互いを感じることの出来る行為

とある。




誰かを愛するとその人を感じていたい、その人と一つに解け合いたい、その人になりたいという欲求が湧いてくる。
“私”と“私ではない”愛する人。
その“私ではない人”と同じ快感を同時に感じる事が出来、一つに溶け合う事の出来るセックスと言う行為。
お互いの生理的快感が共振を始めた時、“私”と“私ではない人”を隔てていた壁が溶解し、私はあなたであり、あなたは私であるということを肉体で感じることが出来るのだそうだ。

地球(ガイア)のささやき






ならば妊娠という体験はさらに上を行く一体感と言えないだろうか。
愛する人の一部がまさに私の体の中に宿っているのだ。
言葉では美味く言えないけれど、私は妊娠中自分の体の中に宿る旦那を常に感じていた。
愛する人との子供が今自分の中で育っている。
女性にしか体験することの出来ない穏やかで、幸せで、最高に嬉しい体験だと思う。





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